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数値を見るだけはもう終わり。GA4で分かる改善ポイント

2026/02/10

「GA4を導入したけれど、正直どう活用すればいいのか分からない」

「アクセス数は伸びているのに、問い合わせや成果につながらない」

 

このような悩みを抱えている企業担当者の方は、決して少なくありません。

 

Googleアナリティクス(GA4)は、単なるアクセス数を確認するためだけのツールではありません。

使い方次第では、ユーザーの行動を可視化し、成果を伸ばすための「改善ヒント」を見つけるためのツールになります。

 

しかし実際には、「とりあえずGA4を設置したものの、ほとんど見ていない」「数値は眺めているが、次に何をすればいいか分からない」という状態で止まってしまっているケースも多いのではないでしょうか。

 

本記事では、GA4を使ってどのようにサイトを分析し、どのように改善アクションへつなげていくのかを解説します。

 

 

GA4には改善のヒントが詰まっている

GA4を開くと、ユーザー数、セッション数、滞在時間、直帰率など、さまざまな数値が表示されます。「どこから流入し、どれくらい見られているか」は分かるものの、

  • 何が良くて
  • どこが悪くて
  • 何を改善すべきなのか

が見えてこない、という声もよく聞きます。

 

では、なぜGA4を見ているのに改善点を見つけられないのでしょうか。

多くの場合、次のような原因があります。

 

1.サイト活用の目的が明確になっていない

問い合わせを増やしたいのか、採用に活用したいのか、営業資料として使いたいのか。

目的が曖昧なままでは、「何を成果とするか」が定まらなければ、数値の良し悪しも判断できません。

 

2.イベント(コンバージョン)設定をしていない

フォーム送信、電話タップ、資料請求など、目的によってイベントの設定はさまざま。

イベントが設定されていないと、「成果につながる行動」が計測できません。

結果として、データを分析しても判断材料が不足します。

 

3.全体の平均値しか見ていない

ユーザー全体の平均だけを見て終わってしまい、流入元・デバイス・新規/リピーターといった切り口での分析ができていないケースです。

 

4.ページ単体でしか見ていない

「このページの直帰率が高い」で止まってしまい、どこから来て、次にどこへ進み、どこで離脱したのかという行動の流れを見ていない状態です。

 

5.GA4のデータだけで判断している

数値の変化に気づいても、原因を裏付ける情報がなく、打ち手が分からない。

GA4単体では限界があることも理解しておく必要があります。

 

サイト改善に向けたGA4分析の考え方

ステップ1:イベント(コンバージョン)を設定する

まずはサイトの目的を明確にし、それに沿ったイベントを設定します。

 

例えば、

  • お問い合わせ送信
  • 資料請求
  • 電話タップ
  • LINEの友だち追加をクリック
  • 滞在時間(1分以上)
  • スクロール率(60%以上)

などが挙げられます。

 

GA4では、これらをイベントとして計測することで、どのユーザー行動が成果につながっているのかを把握できます。

特に、「お問合せ送信」は成果に直結する重要なイベントだと思います。

このため、マストで設定することをおすすめいたします。

 

ステップ2:ユーザー行動を「流れ」で見る

GA4の大きな特徴は、ユーザー行動を時系列で確認できる点です。

 

特に注目したいのは、

  • どのページから流入しているか
  • どのページで離脱しているか
  • コンバージョンに至るまでに、どのページを見ているか

といったポイントです。

 

中でも重要なのが、

  • 直帰率が高いページ
  • コンバージョン直前で離脱しているページ

 

これらのページには、改善のヒントが隠れています。

 

ユーザー行動の流れを確認すると、

「Aページを閲覧したら次に、Bページへ推移するだろうと予想していたが、

BページよりもCページへ多くのユーザーが推移していた。」

「Aページからお問合せページに推移して問い合わせがあった」

なんてこともあります。

 

ユーザー行動の流れは、GA4の「探索」機能を使うことで確認できますので、ぜひチェックしましょう。

 

ステップ3:「悪い数値」を責めず、仮説を立てる

数値が悪い=失敗、ではありません。

大切なのは、「なぜこの数値になっているのか?」を考えることです。

 

  • 直帰率が高い
    → 最初に表示される情報が分かりにくい?
    → ユーザーが求めていた情報と異なっていた?

 

  • 滞在時間が短い
    → ユーザーの求める情報とズレている?
    → 操作がしづらくすぐに閉じてしまった?

 

  • CV率が低い
    → 導線が分かりにくい?
    → 安心感が足りない?

 

GA4の数値は、ユーザーの声とも言えます。

 

ステップ4:他のデータと併用する

GA4では「何が起きているか」は分かりますが、「なぜ起きているか」までは分からないこともあります。

そこで有効なのが、ヒートマップやお客様の声です。

 

ヒートマップの活用

ページのどの部分が見られているか、どこまでスクロールされているかを可視化できます。

レコーディング機能があれば、実際の操作状況も確認でき、より具体的な改善につながります。

 

<ヒートマップ> アテンション

ヒートマップ(アテンション)

 

<ヒートマップ> レコーディング

お客様の声(エンドユーザー)

問い合わせ時に、

「どこに興味を持ったか」

「なぜ問い合わせようと思ったか」

「操作しづらい点はなかったか」

などを聞いてみることで、数値だけでは見えない課題が見えてきます。

 

GA4を活かした具体的な改善施策

コンテンツ改善

  • よく見られているページを強化
  • 離脱が多いページの構成・見出しを見直す
  • Q&Aや事例を追加し、理解と安心感を高める

 

導線改善

  • コンバージョンボタンの位置・文言を見直す
  • スクロールしなくても行動できる設計にする
  • 成果までのクリック数を減らす

 

集客改善

  • 成果につながっている流入元を強化
  • 効果の低い広告・施策を見直す
  • SEOやコンテンツテーマの方向性を調整する

 

GA4は「改善サイクル」を回すためのツール

GA4は、分析して終わりではありません。

改善と検証を繰り返すことで、少しずつ成果が積み上がっていきます。

 

  1. 計測
  2. 分析
  3. 仮説立案
  4. 改善
  5. 再検証

このサイクルを回し続けることが、成果への近道です。

 

数値データだけを過信しすぎない

数値データを見た際に滞在時間もそこそこある。一見、問題がないページとして見逃されがちですが、実はユーザーが問合せるかの分岐点になっているページだったということがあります。

そのような場合に必要なのは、数値データではなく一度「顧客目線」に立つことも重要です。

例えば、リフォーム会社の場合であれば

顧客の課題・要望 コンテンツ内(ページ内) 解決策
料金を知りたい 料金がない(理由:内容により変わる) おおよその料金(本体価格+作業料)を明示する
納期を知りたい 納期目安が掲載されていない 納期の目安+納期お問合せのCTA設置
全体の流れが不明 ご依頼フローが掲載されていない おおまかなご依頼フローを掲載。詳細は「ご依頼のながれ」ページへ誘導

 

意外とこのような基本的な情報が掲載されていないことで問合せが少ないケースもあります。お客様からのよくあるご質問を営業の方と確認することをお勧めします。

また、そのような「疑問点からの問合せ」もあるため、そのさじ加減は重要です。

 

 

まとめ|GA4を「成果につながる武器」に

GA4は、決して難しいツールではありません。

目的を明確にし、ユーザー視点でデータを読み解き、行動に移すことができれば、強力な改善ツールになります。

 

  • 数値を見るだけで終わらせない
  • ユーザー視点で仮説を立てる
  • 小さな改善を積み重ねる

この積み重ねが、サイトの成果を確実に伸ばしていきます。

このブログを書いた人

スタッフN
WEB関連に携わって6年目。
デザイナーとして入社後に勉強してコーディングも担当する。
最近は、広告運用やアクセス解析などのデータ分析、マーケティングも勉強中。
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