小規模事業者持続化 補助金とは
小規模事業者等が、地域の商工会議所または商工会から助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓にかかる経費を3分の2以内、補助上限額の50万円まで補填してくれる国の補助金です。
ポイント
対象となる事業者
- 対象となる事業者は、組織の形態と従業員数にもよって異なります。
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- ・会社 および会社に準ずる営利法人(株式会社、合名会社、合資会社、合 同会社、特例有限会社 、企業組合・協業組合)
- ・個人事業主(商工業者であること)
- ・一定の要件を満たした特定非営利活動法人
- 小規模事業者であること
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- ・商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 常時使用する従業員の数 5人以下
- ・サービス業のうち宿泊業・娯楽業 常時使用する従業員の数 20人以下
- ・製造業その他 常時使用する従業員の数 20人以下
- ※法人の役員などは従業員には含めないなど各種条件があります。
- 注意点
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注意点としては、補助対象にならない者というのもあります。
例えば、医師、歯科技師、助産師、一般社団法人、医療法人、宗教法人、学校法人、社会福祉法人。
また、創業予定者なども対象にはなりません。その他にはネットショップの場合は、そこからの直接収益が発生した場合、補助額より減額されます。
補助事業が完了後も5年間は必要書類の保管義務や処分に制限があります。「補助金交付決定通知書」の受領前に発注・契約・支払いをおこなうと補助対象外になりますので、ご注意下さい。
申請期間
申請期間については、2~4か月ほどのスパンで実施されます。
実際に先の方が得なのかどうかはわかりませんが、予算が多くある内に申請するのが良いかと思います。
また、申請書も初めて準備するのには時間がかかりますので、その点も考慮したスケジュールを組んだ方が良いと思います。
公募開始 | 2020年3月10日(火)<公募要領公表> |
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申請 受付開始 | 2020年3月13日(金) |
第1回受付締切 | 2020年3月31日(火)[締切日当日消印有効] |
第2回受付締切 | 2020年6月5日(金)[締切日当日消印有効] |
第3回受付締切 | 2020年10月2日(金)[締切日当日消印有効] |
第4回受付締切 | 2021年2月5日(金)[締切日当日消印有効] |
第5回受付締切 | 2021年6月4日(金)【郵送:締切日当日消印有効】 |
第6回受付締切 | 2021年10月1日(金)【郵送:締切日当日消印有効】 |
第7回受付締切 | 2021年2月4日(金)【郵送:締切日当日消印有効】 |
申請書類について
申請書類については、「申請書」「経営計画書兼補助事業計画書」「補助事業計画書」などが必要になります。
採択の可否については、申請書提出後1~2か月以内に連絡があります。経験上採択の可否については、事業計画書の内容にあることが多く、審査員に対してわかりやすい。伝わりやすいというのも重要になります。
採択率というのは公表はされてはいませんが、当社にてサポートした申請の場合、これまで80%以上が採択されています。

